
モリマサ商店について
東北海道にある釧路市阿寒町に所在し、原生の森が残る阿寒摩周国立公園雄阿寒岳・
雌阿寒岳のふもと阿寒川沿いの小さな商店です。
山間から染み出る天然の湧き水・地元野菜の畑作副産物・木の実やクレソンなど自生する野草・果樹洋ナシ・北海道産穀物や昆布などの海産物で、自然に自由にストレスのない環境で家畜を育て販売する手作りの山林牧場を運営しています。

原動力と原点
娘たちへの思いと元自衛官としての経験。
ここから「ちいさな農場づくり」は始まりました。
それぞれ持病を持つ二人の娘。
娘の病気をきっかけに 「子供たちが帰れる場所を作りたい」と、大好きな自衛隊を退職し自営農家の道を歩むことを決心しました。
29年間、陸上自衛隊の第一線部隊、普通科連隊の「現場」で勤務をしてきました。
その間、阪神淡路や東日本大震災などの災害派遣やレンジャー教育などを通じ「極限」の状況を幾度と経験する中で、「肉体と精神」と「食」との関係の深さや大切さを身をもって痛感してきました。
自衛隊在籍間は、いち兵士として、プロフェッショナルとしての「体づくり」に
また指揮官として隊員個々の特性に応じたトレーニングや健康管理にこだわりをもって部隊の精強化に取り組んでまいりました。
約30年、国防に、自衛隊に人生をささげてきました。
自衛隊での経験を活かし、次は子供たちのために人生をかけたい。
そして娘たちの「病気を治したい」「少しでも痛みを和らげたい」「彼女たちを笑顔にしたい」から始まり「身体にいい食材」に関心を持つようになり、またアルプスの少女ハイジのような大自然の中の農場を作り「子供たちに見せたい」と思うようになりました。
酪農家、養豚場、山地放牧農家、綿羊牧場、黒毛和牛やアンガス牛などの肉牛農家など多くの農場を研修、見学し約1年間、自分のやりたい形を模索する中、ご縁あって十勝秦牧場に出会いました。
北海道大学の教授を引退され遊牧舎を開いて約10年、自然に放牧する養豚スタイルや秦先生の考え方に共感し放牧養豚の道を志すことを決めました。
「おいしく体に良いものを作り、娘たちにとどけたい」
牛や羊が広大な草原の草をはみ豚が土を掘り泥の中で遊び、ニワトリが庭を駆け巡る
そんな農場をつくりたい。
「子供たちにみせたい農場づくり」
娘たちへの思いと元自衛官としての経験が
モリマサ商店の原動力であり農場づくりの原点です。
モリマサ商店のモットー
「自分たちが食べたいお肉」「子供たちに見せたい牧場」「地域と共生」をモットーに、小頭の豚を通年放牧で愛情込めて育て、食べ応えのある美味しいお肉を生産しています。



モリマサ商店のこだわり

放牧・自然繁殖で、できるだけ手を加えず豚本来の能力を発揮し、生きれる環境づくりを心がけております。
普通の豚は生後6ヶ月で体重が115kgになり出荷されます。
モリマサ商店の放牧豚は無理をせず自然に1年以上をかけて体重100kgから150kg前後まで
時間をかけて育成し、成熟した味わいのあるお肉になります。
豚舎の豚さんたちとは違い、放牧豚は自然の中で育ち自己免疫力を高め、ホルモン剤や抗生物質を使用せず健康で安全です。




お肉で貢献・養豚副産物の良質堆肥として畑へ貢献
耕作放棄地の再利用
(農林業後継者問題による耕作放棄地などの再活用)
豚の能力で肥沃な土地へ再生


